御縛り

最近は緊縛がブームだったりします。
SMバーだけではなく、ハプニングバーや、ロックバーなんかでも緊縛が気軽に体験できるようになりました。

イベントなどで緊縛体験なんてのもやってたりします。
昔だと考えられないことなんでしょうが、それくらい緊縛というもんがポップな物になったということでしょうか。

僕も御縛りさせていただく機会が多いですが、個人オファーで縛ることはもちろん、イベントの緊縛ブースなんかでもよく御縛りさせていただいて居ます。

そういうわけで、僕のこだわりは、「意外ときつくない」です。

イベントだと、時間も限られて居ますし、気持ちよくなることや苦しめてもらうことが目的というよりも、どんなもんだろう?と軽い気持ちで体験したい方がほとんどです。

なので、なるべく体に触れずに、負担が少なく、後にも残らない。というのが僕流です。

じつはこれ、あんまり美味しくありません、正直言って(笑)

強い刺激は、その分強烈に印象に残りますし、縄痕がしっかりついている方が、終わった後にも思いに更けることができます。
そして、「また縛ってもらいたいなあ」と続くきっかけになるわけなんですが、僕はあえてその逆をいってます。

だって、怪我させたくないですもん。

もし、ちょっと激し目に縛ったときに怪我でもされたら、たまったもんじゃありません。

最近は気軽に縛る人が多いせいで忘れがちですが、緊縛って危険な行為なんです。だって大元は捕縛術ですから。拷問ですから。

なので、イベントなどで「もっときついのが良いです」って言われてもお断りさせていただいてます。
きちんとした御縛りが体験したい方は、ぜひ個人オファーや僕の主催するイベントに遊びに来てくださいね。

あ、今週末にあるフェチフェスで、アルカディアブースさんで御縛りさせていただけることになりました。もしよければ15時までしかいませんが、遊びに来てくださいね。