トランプの小話

トランプと言えば、誰だってなんの事かわかりますよね。
実はこのトランプという名称、これは日本でしか通用しません。
海外では「プレイングカード」と呼びます。

諸説ありますが、鎖国時代、長崎の出島でポルトガル人がこのプレイングカードで遊んでいて、そこで飛び交っていた言葉が「トランプ!(切り札)」という言葉だったことから、日本ではトランプという名称で広まっていったそうです。

マジシャンの中では、トランプが生まれた歴史をウンチクの一つとしてお話することが、一つの鉄板ネタになっていたりします。

ここではその一つをご紹介しましょう。

トランプの中には4つのスート(マーク)が存在します。
ハート、スペード、ダイヤ、クラブ。
この4つのマークの中で、A(エース)のデザインが異なった物が存在します。
そう、スペードのAです。
スペードのAだけ、必ずと言っていいほど、大きく目立ったデザインをしています。

これは、海外で「トランプ税」というものがあった時の名残と言われています。
海外ではタバコ屋さんで、トランプが販売されていたそうです。
そのカードの束には一枚だけ、白紙のカードが入っていて、お金を払うとその白紙のカードに大きなスペードのマークを押して、税を収めた証明にしていたそうです。

なので、トランプのスペードのAは大きいんですね。

次回は、そんなトランプの中でもう一つ目立ったデザインをしているカード「JOKER」についてのお話です。

さて、そんな小話を活用するために、マジックの勉強もしてみませんか?
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